ニキビに効く食べ物

食事の見直しから考える

ニキビができてしまった時は、外用薬をつけたり、洗顔を入念にしたり肌の外側からケアする人が多いでしょう。
しかし、顔の皮膚も、自分の体の一部であるということを忘れてはいけません。
体を治すためには、外部から行うだけではなく、内部から改善していかなければいけないこともたくさんあります。
ニキビも同じで、体の内部から改善していかなければ、根本から治すことができない場合もあります。

体の内部から改善していくためには、まずは食べ物から考えていかなければいけません。
体質だからと思っている人も、食生活を見直してみるだけで、驚くほど改善できることも珍しくないのです。

よく言われることですが、もしも、肉だけの生活を1か月してみたらどうでしょう。
体に変化が現れ、どんなきれいな肌でもニキビだらけになってしまうはずです。
それを避けるためには、栄養のバランスに気を付けていくことも必要ですし、繊維質を考え摂取していくことも重要になります。

続けていくことが大切

ニキビに効く食べ物を考える場合、現状の食生活を考え直さなければいけません。
おそらく、偏食傾向があり、外食やコンビニなどを多く利用しているでしょう。

これを見直すだけでは、実は効果を上げることができます。
バランスの良い栄養配分を考え、ビタミンと食物繊維を摂取できるようにしていくことが必要です。

ニキビには、ビタミンの中でも、A、B2、B6、C、Eが有効です。
さらに、ミネラルやコラーゲンをとるようにし、便秘を予防するために食物繊維をとることを目指します。

ビタミンAは毛穴のつまりを解消し、肌のターンオーバーを加速させてくれる大事な栄養素といえるでしょう。
ニンジンやカボチャに多く含まれていますし、うなぎやレバーといった食品も豊富です。

皮脂の分泌を抑制するためのビタミンB2は、卵や乳製品、レバーに多く、新陳代謝を促すB6はマグロやカツオ、鳥のささみに含まれています。
ビタミンCは、抗酸化作用はよく知られていますが、コラーゲン繊維の生成促進にも効果があるのです。
抗酸化作用ということでは、ビタミンEも重要ですが、レバーやウナギ、カツオなどに含まれており、ビタミンCと相乗作用を発揮します。

ミネラルも十分に補給し、コラーゲンも取れるようにしたら、後は食物繊維でしょう。
意外と知られていませんが、きのこ類や豆類にも豊富に含まれていますので、積極的に摂取していくことが大切です。

ビタミンや食物繊維などを摂取するためには、意識的に野菜を食べる必要があります。
しかし現代社会ではなかなか難しいですので、野菜の宅配サービスがおすすめです。
家に野菜があれば野菜を中心に料理をするようになりますし、重い野菜を運ぶ必要もありません。

日々の生活が忙しく食生活の改善が難しい場合はサプリメントを活用してもよいでしょう。
ニキビを改善するためのサプリメントとして大豆イソフラボンやユーグレナ、沖縄野菜のサプリが販売されています。

一番大切なことは、これらをバランスよく続けていくことでしょう。
一食摂ったからといって、いきなりニキビが治るわけではありません。
薬とは違いますので、継続していくことで体質を改善し効果が上がってくるのです。