意外に見られている身だしなみ

その人自身の表れとなる

男性の身だしなみというものは、意外と人目につくものです。
ファッションに無頓着な人でも、抑えるところは抑えておかなければ、その人自体を疑われることも出てきてしまいます。

身だしなみというところでは、ある程度格式のあるホテルやレストランに入ろうと思った場合にはチェックされることもあるでしょう。
これは、ホテルやレストランの格式を守るためですが、あまりにだらしのない人では対応に困ってしまうということがあるからです。
そうならないようにするためには、身だしなみは整えておかなければいけないといえるでしょう。

レストラン

昔は、男子たるもの外に出れば七人の敵がいるといわれました。
どんな時も油断してはならないという戒めですが、これは身だしなみにも表れています。

いつ何時、人に見られ評判を立てられるかわかりません。
自分自身のことだけであれば構いませんが、仕事にかかわることであれば、ほかの人にも迷惑をかけることにもなるでしょう。
だからこそ、男子たるもの身だしなみは整えておかなければいけないのです。

身だしなみから想像できること

女性から見て気になる身だしなみというのは、非常によく観察されています。
ある意味では、ホテルやレストランが見ている目線と同じで、身だしなみからその人の人なりを想像しているのです。

たとえば、靴がすり減り汚れているとしましょう。
あまり細かいことに関心がないのかもしれませんが、手入れすることも嫌いなことがわかります。

靴を履くときに気にしないということは、普段からそういった格好をすることもなく、下駄箱から出してきたのかもしれません。
大事な場面であれば、いつも履きつぶしている靴を履いてきたからこそ、すり減った状態でしょう。
そういった靴を履いてきた人は、やはり無頓着すぎると思うのは、何も変なことではないのです。

同じように、Yシャツなどの襟元や袖口もよく見られています。
アイロンのかけ方次第ではっきりとした違いが出ますし、洗濯をしているかどうかも、見た瞬間に判別がつくでしょう。
ズボンの折り目もそうですが、しっかりと自己管理できる人であれば、パリッとした着こなしをしているものなのです。

女性の目線は細かすぎると思うかもしれません。
これは、ちょっと気の利く男性であれば、誰でも考え行っていることなのです。

身だしなみの乱れは、生活の乱れであり、考え方や気持ちの乱れでもあります。
必ず見られているのだということを自覚することができるだけでも、大きな違いを生みますので、少しずつでも関心を持つようにしなければいけないでしょう。